一般社団法人 明石運動器リハビリテーション研究会のBlogです。
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2013年6月19日水曜日

第1回オープンセミナー[テーピングの活用法(1)]開催報告

明石運動器リハビリテーション研究会では,運動器リハビリテーションに必要な知識と技術を学ぶ場としてオープンセミナーを始めました。私たちが対象とすることの多い疾患・障害に焦点を当てて,様々な内容のセミナーを企画・運営していきます。第1回オープンセミナーを6月5日に開催しましたので,ご報告いたします。

テーマ:テーピングの活用法
日時:2013年6月5日(水) 18:00-19:00
会場:大久保病院  リハビリテーション室
講師:石原 康成 先生 (大久保病院リハビリテーション科 理学療法士)

今回のテーマは,「テーピングの活用法」でした。テーピングには様々なものがあり,選手・患者さんに合ったテーピングを行うことが必要となってきます。そこで,障害把握,テーピングの用い方,テーピングによる変化の捉え方について,講義と実技を実施しました。
講師の石原先生による説明
用いたのはスポーツ現場で使用頻度が高い“キネシオテープ”です。キネシオテープはI字,Y字,X字,熊手状,短冊状に切ることで用途が異なります。目的別に貼り方を変えながら,軟部組織(皮膚,皮下脂肪,筋膜)をターゲットにした効果的なアプローチ法を学びました。
実技の様子
 セミナーに参加して頂いた皆さまには,よりテーピングについての理解を深めてもらえたことと思います。個人的には,容易に貼り直すことができること,効果を実感しやすいことなど,初心者でも積極的に試しやすい治療法の一つだと感じました。参加者の皆さま,お疲れ様でした。今後も皆様の参加を心よりお待ち申し上げております。

次回のオープンセミナーは,7月3日(水)18時から「外傷後のテーピング」について開催いたします。

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